朝、
とても寒くて目が覚める。
暖房を付けた部屋のくもった窓ガラスが、
外の世界を灰色に思わせます。
でも、
窓を開けるとクリームソーダのような淡い青空で、
白い雲がアイスクリームみたいに溶けている。
吐いた白い息が空に溶けて、
アイスクリームに混ざり合う。
あの雲は、
何時かの僕が吐いた息。
その雲は、
何時かのあなたが吐いた息。
混ざって千切れて、
雪になる。
風に吹かれて、
雨になる。
何時かの僕の雲は溜息で出来ている。
何時かのあなたの雲は吐息で出来ている。
世間はクリスマスだ。
人が居る分だけクリスマスがある。
何も無い人もいるだろう。
関係ない人もいるだろう。
幸せを感じている人もいるだろう。
悲しんでいる人もいるだろう。
落胆している人もいるだろう。
ずっと笑っている人もいるだろう。
ちょっと泣いてる人もいるだろう。
誰かとといる人もいるだろう。
独りぼっちの人もいるだろう。
窓を開けると、
皆がはいた息が空に混ざって曇り空。
悲しい雲、
幸せの雲、
やせ我慢の雲、
何でもない雲。
混ざって、
千切れて、
今夜はどうやら雨模様。
今日も最後までお付き合い下さってありがとうございました。
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