こんにちは。
朝起きると冷たい雨がシトシト。
雨樋を叩く雨音が、
トン、トン、トン。
時計の針の音のように、
残り少ない年の瀬を刻んでいるようです。
トントンと時間は過ぎて、
今年もほんとあとわずか。
来る、来ると言うけれど、
只単に日付が変わるだけ。
テレビを観ると、
騒いで、煽って、
何だかソワソワさせれ、
クリスマスだからだとか、
正月だからだとか、
たった一日だけの為だけに、
もう意味も怪しくなった習慣などにお金を使わそうとして来ます。
そんな物にお金を使うなら、
僕なら素敵な色の暖かいセーターにお金を使いたい。
年末の大掃除。
部屋を片付けるついでに、
外側だけになった中身の無い習慣も片付けて、
今の生活に必要な習慣だけを残したら、
たぶん、
便利になった今の世の中、
たいして何も残らないんでしょうね。
形だけでも、
あんなものを飾ったりこんなものを食べたりして、
気分を味わう。
もしくは、
何時もの一日と変わらない一日を過ごすだけ。
どっちが良いのかは人それぞれ。
どっちを選んでもさして怒られなくなった今の世の中は、
良い世の中なんでしょうね。
そんな事を言いながら、
多分クリスマスに食事に出かけ、
大晦日に年越し蕎麦を食べるであろう僕のブログにようこそ。
結局、
年の瀬時計の針がチクタクしてるだけの僕ですが、
今日も少しお付き合い下さいませ。
休日の朝、
目が覚めて窓の外を見たら雨。
これでは一日が台無しな気持ちになります。
春だろうが、
夏だろうが、
雨は憂鬱な気持ちになってしまいます。
前日の天気予報で、
明日が雨だと分かっていても、
もしかしたら晴れるんじやないか?
と、期待してしまう。
そしてそれは大体が期待はずれで、
良くてどんより曇り空。
土砂降りなら諦めもつきますが、
曇り空は中途半端で、
どうせ雨が降るなら出かけたくないし、
もし後で晴れるなら、
出かけたい。
どうせ雨が降るだろうと家でゴロゴロしていたら、
昼過ぎに晴れて来た!
なんてのは嫌ですからね。
都会に買い物に行けば、
大方は建物の中ですから、
雨はそんなに苦ではありません。
しかし、
行楽となると話は変わります。
青空の下をハイキングし、
草の上に座り、
弁当を食べたりするのはとても気分が良いものです。
山の上から遠い景色を眺め、
鳥の鳴き声を聴く。
これらの事は雨が降ると殆どが台無しになります。
しかし、
綺麗な傘を買ったなら、
むしろ雨が降って欲しくなりますよね。
お洒落なレインコートや、雨でも大丈夫なブーツを買った時は、
それで雨の中を歩きたくなる。
そんな時の雨は、
気分を下げるどころか上げてくれる。
雨には雨の用意を揃え、
あえて雨の日に
行楽に出かけるのも楽しいものです。
素敵なデザインや色のレインコートやポンチョ。
濡れても大丈夫なブーツ。
少々汚れても平気な服。
保温できる容器に入れた、
温かい飲み物や食べ物。
初めから濡れる想定で出かけるのは、
スキーや海水浴とさして変わりありません。
雨に濡れる木々や苔。
雨音の間から聴こえて来る鳥の鳴き声。
比較的低い山でも、
頂上から雲海が観える事もしばしば。
遠くに聞こえる渓流の音。
晴れた日のシ~ンとした森も良いですが、
雨音で騒々しい森も中々味があります。
単調なザァザァとした音は、
意外と心を落ち着かせてくれたりするものです。
もちろん、
地滑りや土砂崩れ、
川の水の急な増水や鉄砲水などなど、
危険はいっぱいですので、
そこらへんの準備や、
下調べなども忘れずにしなくてはなりませんけどね。
しかし、
近頃のアウトドアブームで、
有名な山などに人々が殺到。
富士山に登るのに大行列。
これを目当てに麓の商店が増えたり、
訳の分からない物を売る土産物屋が出来たり。
今まで問題なく無料で駐車出来ていた所が、
一日千円の駐車料金を取り出したりと、
がっかりな事この上ない。
人が集まりすぎると、
山も都会も変わらなくなります。
騒々しい都会を離れ、
わざわざ訪ねた田舎の山は、
自分の住んでいる近所のスーパーより人が多いかも知れないなんて・・・
そんな時、
雨は多くの軽薄な人々を寄せ付けず、
静けさを与えてくれるかも。
山が優しく私の肩をだいてくれたら
何処までも遠いところへ
歩いてゆけそう
雨の日でも素敵な場所は意外とあります。
またまた山手ですが、
山にある寺なんかも、
雨降りの日でも中々風情があります。
雨ですから、
参拝客は少なくとても静か。
雨を避ける屋根も多くありますし、
ちょっとお洒落していっても様になる。
ちょっと派手に赤い傘をさしたって、
むしろ絵になる。
雨音にまじって、
漂ってくる線香の香りと、
お経の響き。
映画や雑誌で見る寺は、
とても静かでムードがあるけど、
実際にそこに行くと、
団体客やなんかで大騒ぎ。
ムードもへったくれもありません。
でも雨の日は違います。
木の階段に腰をかけ、
持参した温かいコーヒーを飲みながら、
ゆっくりした森の中の時間を味わう。
ムード満点でございます。
都会では、
何処を見ても情報に溢れています。
だから意識は外に向かいがちです。
反対に、
野山に出かけると、
人の意識は自ずと内に向かいます。
参道や登山コースなどを黙々と歩いていると、
頭の中に今まで記憶された物事を整理する事が出来たり、
自然の風景の中からヒントを得て、
気が付かなかったことや、
忘れていた事などが繋がる事がある。
それは小さな、
週末自分探しの旅でございます。
静けさが私の肩を抱いてくれたら
どこまでも遠いところへ
歩いてゆけそう
朝早く目が覚めて窓の外を見た時、
夜明けの雨が白いミルク色に煙っていたら、
その日は特別な日なんだと、
雨がささやいているのかもしれません。
何時も見ているつもりでも、
本当の意味では見ていないかも。
静かな雨の山に行ったら、
見ていたけど見えていなかったものが、
見えてくるかもしれない。
雨が優しく私の肩を抱いてくれたら
どこまでも遠いところへ
歩いてゆけそう
山寺で、
一人ムード満点に写真を撮っていて、
雨に濡れた石畳でおもいっきりずっこけた、
ムード台無しの僕のブログにお付き合い下さって、
誠にありがとうございます。
こちらの生き物たちは、
とても静かにしていますので、
良かったら見て行って下さい。
↓
イラストを描いてます
ダーク・ブランコ Dark blanco
目が覚めて窓の外を見たら雨。
これでは一日が台無しな気持ちになります。
春だろうが、
夏だろうが、
雨は憂鬱な気持ちになってしまいます。
前日の天気予報で、
明日が雨だと分かっていても、
もしかしたら晴れるんじやないか?
と、期待してしまう。
そしてそれは大体が期待はずれで、
良くてどんより曇り空。
土砂降りなら諦めもつきますが、
曇り空は中途半端で、
どうせ雨が降るなら出かけたくないし、
もし後で晴れるなら、
出かけたい。
どうせ雨が降るだろうと家でゴロゴロしていたら、
昼過ぎに晴れて来た!
なんてのは嫌ですからね。
都会に買い物に行けば、
大方は建物の中ですから、
雨はそんなに苦ではありません。
しかし、
行楽となると話は変わります。
青空の下をハイキングし、
草の上に座り、
弁当を食べたりするのはとても気分が良いものです。
山の上から遠い景色を眺め、
鳥の鳴き声を聴く。
これらの事は雨が降ると殆どが台無しになります。
しかし、
綺麗な傘を買ったなら、
むしろ雨が降って欲しくなりますよね。
お洒落なレインコートや、雨でも大丈夫なブーツを買った時は、
それで雨の中を歩きたくなる。
そんな時の雨は、
気分を下げるどころか上げてくれる。
雨には雨の用意を揃え、
あえて雨の日に
行楽に出かけるのも楽しいものです。
素敵なデザインや色のレインコートやポンチョ。
濡れても大丈夫なブーツ。
少々汚れても平気な服。
保温できる容器に入れた、
温かい飲み物や食べ物。
初めから濡れる想定で出かけるのは、
スキーや海水浴とさして変わりありません。
雨に濡れる木々や苔。
雨音の間から聴こえて来る鳥の鳴き声。
比較的低い山でも、
頂上から雲海が観える事もしばしば。
遠くに聞こえる渓流の音。
晴れた日のシ~ンとした森も良いですが、
雨音で騒々しい森も中々味があります。
単調なザァザァとした音は、
意外と心を落ち着かせてくれたりするものです。
もちろん、
地滑りや土砂崩れ、
川の水の急な増水や鉄砲水などなど、
危険はいっぱいですので、
そこらへんの準備や、
下調べなども忘れずにしなくてはなりませんけどね。
しかし、
近頃のアウトドアブームで、
有名な山などに人々が殺到。
富士山に登るのに大行列。
これを目当てに麓の商店が増えたり、
訳の分からない物を売る土産物屋が出来たり。
今まで問題なく無料で駐車出来ていた所が、
一日千円の駐車料金を取り出したりと、
がっかりな事この上ない。
人が集まりすぎると、
山も都会も変わらなくなります。
騒々しい都会を離れ、
わざわざ訪ねた田舎の山は、
自分の住んでいる近所のスーパーより人が多いかも知れないなんて・・・
そんな時、
雨は多くの軽薄な人々を寄せ付けず、
静けさを与えてくれるかも。
山が優しく私の肩をだいてくれたら
何処までも遠いところへ
歩いてゆけそう
雨の日でも素敵な場所は意外とあります。
またまた山手ですが、
山にある寺なんかも、
雨降りの日でも中々風情があります。
雨ですから、
参拝客は少なくとても静か。
雨を避ける屋根も多くありますし、
ちょっとお洒落していっても様になる。
ちょっと派手に赤い傘をさしたって、
むしろ絵になる。
雨音にまじって、
漂ってくる線香の香りと、
お経の響き。
映画や雑誌で見る寺は、
とても静かでムードがあるけど、
実際にそこに行くと、
団体客やなんかで大騒ぎ。
ムードもへったくれもありません。
でも雨の日は違います。
木の階段に腰をかけ、
持参した温かいコーヒーを飲みながら、
ゆっくりした森の中の時間を味わう。
ムード満点でございます。
都会では、
何処を見ても情報に溢れています。
だから意識は外に向かいがちです。
反対に、
野山に出かけると、
人の意識は自ずと内に向かいます。
参道や登山コースなどを黙々と歩いていると、
頭の中に今まで記憶された物事を整理する事が出来たり、
自然の風景の中からヒントを得て、
気が付かなかったことや、
忘れていた事などが繋がる事がある。
それは小さな、
週末自分探しの旅でございます。
静けさが私の肩を抱いてくれたら
どこまでも遠いところへ
歩いてゆけそう
朝早く目が覚めて窓の外を見た時、
夜明けの雨が白いミルク色に煙っていたら、
その日は特別な日なんだと、
雨がささやいているのかもしれません。
何時も見ているつもりでも、
本当の意味では見ていないかも。
静かな雨の山に行ったら、
見ていたけど見えていなかったものが、
見えてくるかもしれない。
雨が優しく私の肩を抱いてくれたら
どこまでも遠いところへ
歩いてゆけそう
山寺で、
一人ムード満点に写真を撮っていて、
雨に濡れた石畳でおもいっきりずっこけた、
ムード台無しの僕のブログにお付き合い下さって、
誠にありがとうございます。
こちらの生き物たちは、
とても静かにしていますので、
良かったら見て行って下さい。
↓
イラストを描いてます
ダーク・ブランコ Dark blanco
雨の街を 荒井由美