梅雨らしい雨は降らず、
蒸し暑さだけが季節感を出している今日この頃。
はっきりしない空は、
曖昧な僕の性格に似て、
青くもなく暗くもない。
ただ薄っすら白く曇ってる。
降るなら降ればいいと思っているけど、
降ったら降ったで憂鬱になる。
気持ちが塞ぐのは天気のせいでは無いけれど、
こんな空だと天気のせいにしたくなる。
でも、
太陽が眩しく照りつけたって、
さほど気持ちは変わらないんだろうけどね。
蒸し暑さだけが季節感を出している今日この頃。
はっきりしない空は、
曖昧な僕の性格に似て、
青くもなく暗くもない。
ただ薄っすら白く曇ってる。
降るなら降ればいいと思っているけど、
降ったら降ったで憂鬱になる。
気持ちが塞ぐのは天気のせいでは無いけれど、
こんな空だと天気のせいにしたくなる。
でも、
太陽が眩しく照りつけたって、
さほど気持ちは変わらないんだろうけどね。
気持ちがふさぐ時、
頭の中には何かがいっぱい詰まってる。
だから、
何も手がつかなくなってしまう。
やらなければならない事が沢山あっても、
何も出来ない。
傍からすれば何もしていないだけで、
ただボーッとしているだけ。
それは本人だって分かってる。
何か単純な作業でも始めれば、
自然と頭の中の詰まりは流れてしまうんだろうけど、
それを始める事が出来ない。
何が頭に詰まっているのかと考えてみても、
それは夢の中のように掴み所も無く、
答えを追うごとに去って行く。
そこは、
今日の天気のようにただ白いだけ。
でも、
何も無い訳じゃない。
白は何も無いんじゃなく、
黒と同じくらい濃い。
暗くなれば眠れるけど、
明るくなると眠れない。
逃げ道を奪う白。
思考を停止させる白。
答えを追うほどに益々白くなる。
ふと気付く、
同じことを繰り返し考えていたと。
答えが出ない事の答えを探していた僕。
まだ訪れていない明日に過ぎ去った事の答えを求めていたんだと。
物事は一瞬一瞬に完結している。
答えはいつだって出ている。
答えはいつも目の前にある。
見るか、見ないかだ。
頭の中の詰まりは流れだしたけど、
全てが無くなった訳じゃなく、
白い影はまだ残ってる。