散々降った夕べの雨は朝もやに変わり、
靄を映した白い水滴が真珠みたいに散らばっている。
美しく輝く水滴たちは雨の残骸。
やがては消え去り、
また生まれ変わる。
それらは消えてしまうのに無くならない。
そこにあるのに、
手に触れない。
時に全てを奪うくせに、
全ての生き物の殆どでもある。
新しく生まれるようで、
最も古い。
巡り巡って戻ってくる。
増えもしなければ、
減りもしない。
でも、
そんな事言ったら地球が出来た時点で僕も生まれていた事になる。
父親も母親も、
何もかも、
殆どが水の僕達、
この水滴は、
何時かの僕の一部かもしれない。
この朝もやは、
これからの僕の一部かもしれない。
これが僕の素的な夢。
僕は今、
朝もやなんだろうか、
水滴なんだろうか。
もしかしたら真夜中に降る憂鬱な雨なのかもしれない。
憂鬱なリズムを奏でて、
何処かの誰かに憂鬱な夢を見させているのかもしれない。
それが僕の素的な夢。
それは誰かの憂鬱な夢。
今日も最後までお付き合い下さってありがとうございました。
こちらでイラストのブログをしています。
よかったら覗いてみて下さい。
ダーク・ブランコ Dark blanco
ユー・メイ・ドリーム SHEENA&THE ROKKETS
靄を映した白い水滴が真珠みたいに散らばっている。
美しく輝く水滴たちは雨の残骸。
やがては消え去り、
また生まれ変わる。
それらは消えてしまうのに無くならない。
そこにあるのに、
手に触れない。
時に全てを奪うくせに、
全ての生き物の殆どでもある。
新しく生まれるようで、
最も古い。
巡り巡って戻ってくる。
増えもしなければ、
減りもしない。
でも、
そんな事言ったら地球が出来た時点で僕も生まれていた事になる。
父親も母親も、
何もかも、
殆どが水の僕達、
この水滴は、
何時かの僕の一部かもしれない。
この朝もやは、
これからの僕の一部かもしれない。
これが僕の素的な夢。
僕は今、
朝もやなんだろうか、
水滴なんだろうか。
もしかしたら真夜中に降る憂鬱な雨なのかもしれない。
憂鬱なリズムを奏でて、
何処かの誰かに憂鬱な夢を見させているのかもしれない。
それが僕の素的な夢。
それは誰かの憂鬱な夢。
今日も最後までお付き合い下さってありがとうございました。
こちらでイラストのブログをしています。
よかったら覗いてみて下さい。
ダーク・ブランコ Dark blanco
ユー・メイ・ドリーム SHEENA&THE ROKKETS