こんにちは。
8月も今日でおしまい・・・
いつも当たり前のようにまとわり付いてた夏が、
最近なんだか急によそよそしくなって来て、
僕が顔をあわせても、ぷい~と知らん顔。
夏が旅支度を始めたみたいです。
いつだって去るものは美しく、
残される者は戸惑うばかり・・・
でも、足元で泣き出したコオロギに秋の気配~
自分だけが取り残され、
季節だけが変わりゆくみたいに思っちゃうけど、
ほんとは全ての事が空に浮かぶ雲のように移ろっているだけ。
去るって言葉が物悲しい気分にさせるんですよね。
夏が秋になる。
昨日が今日になる。
今日の僕が明日の僕になる・・・
ごちゃごちゃ言ってますがただ単に、
この前むかえた45歳の誕生日に今だ動揺を隠せないだけの僕・・・
アラウンド50のランプがチカチカしだした僕のブログですが、
今日も少しお付き合い下さいませ~
この間、部屋でインターネットをしていた時の事です。
次のページに移ろうとしてクリックしたんですが、
”配線かモデムのトラブルで接続できません”
なんて事をパソコンが言い出しました。
確かにインターネットはつながっていません。
おや~?
数分前までつながっていたのに何故???
まぁ、再起動でもしたらもとに戻るかな~
と、お気楽に構えていたその時、
ふと目に留まるものが・・・
僕の部屋にはクーラーがあるんです。
エアコンじゃぁございません。
クーラーでございます。
冷やすだけの単細胞。
ゆえに明らかに古い。
ひらがなで”ひぇひぇ”なんて名前がついてるくらいですから、
確実に昭和生まれのおんぼろ野郎でございます。
そんなやつが爆音を立てながら僕の部屋で働いているんです。
そのおんぼろ野郎がどうやらお漏らし??
よく見ると下のほうからピトピトと水が滴っています。
このクーラー、確実に1980年代の代物です。
夏しか働かないビーチハウス野郎ですが、
それにしても今までよく働いたもんです。
そろそろおまえとも別れる日が来たのかもしれないね。
こんな年式の古いのは電気代もかかるから、
今風のエコ野郎に乗り換えるべきなんでしょうか?
替えよかな~
替えるのよそうかな~
おや?
お漏らしかと思ったら、涙なのかい?
もしかして泣いているのかい?
爆音はいつの間にか嗚咽に変わっていました。
しょうがないな~
しばらくゴソゴソといじってやるとあっさり問題が解決。
単にゴミがつまってただけなんですけどね。
なんともはやの腐れ縁。
嬉しそうに爆音を立てながら冷風を吐き出す姿を見ていると、
ちょっと手がかかるくらいが良いのかもしれないな~
と、思ってみたり 夏の空~
そうそう、お漏らし野郎の後始末をしなくてはなりません。
けっこう滴っていたみたいだからタオルを持って来ました。
どうやら濡れているのはパソコンの机の下あたり・・・
ん?
いや~な予感の点と点が繋がる予感・・・
机の下にもぐり込み、入り組む配線ジャングルを掻き分け掻き分け、
ついに発見!
点と点が繋がっちゃいました。
お漏らし野郎が漏らした水がADSLモデムに降り注いでいたんです。
配線ジャングルの中で脱力・・・
何故、よりによって真下にこんなものが・・・
ちょっと手がかかるぐらいが良いなんて思った自分が腹立たしい!
のん気に爆音立てる昭和の遺物を2階の窓から放り投げたくなりました。
大急ぎでモデムの電源を切り、
中を見ようとしましたが開けれない。
こんな時の僕は馬鹿力を出してこじ開け、
挙句の果て潰してしまうのが常なんで、
ここは気持ちをおさえ冷静に、冷静に・・・
ふぅ~っ・・・
落ち着いたところで、
まずはモデムをシェイクして中の水を通気口から降り出しました。
結構水が出てきて、
あぁ~、こりゃ駄目かな~・・・
とりあえず次に扇風機の風を強にしてモデムの通気口に噴射。
その状態でしばらく放置しました。
今だADSLな僕。
時代は今や光です。
これを機に光に乗り換えるか、
それとも新しいADSLのモデムを送ってもらうか・・・
濡らしたって言ったら弁償なんだろうか?
急に壊れたって言うほうが良いのか?
何だかめんどくさいな~
それならやっぱり光にするか?
でもすぐ繋がるんだろうか?
そもそも我が家の地域は光って繋がってるんだろうか?
ネットに繋げないからそれを調べられないな~
どっちにしてもめんどくさいな~
換えよかな~
換えるのよそうかな~
おや?
扇風機の音なのか?
扇風機の風がモデムの中をすり抜けて哀しい音が・・・
そしてモデムの通気口から涙のような水滴が一つ
ポタッ・・・
それって涙なのかい?
もしかして泣いているのかい?
すり抜ける風のすすり泣きはいつの間にか号泣に変わっていました。
しょうがないな~
できる限りしっかりと乾かして再接続・・・
そしてスイッチオン!
画面に現れたGoogleの文字を見て、
モデムの緑色のライトが嬉しそうにチカチカ瞬いています。
たまには掃除がてらシャワーを浴びせるのも良いかも知れませんね~
んな訳ないか・・・
物持ちが良い僕。
物をなかなか捨てられません。
たんすの中には30年前のTシャツがあったりします。
生地なんかゴワゴワになってて着心地が非常に悪いんですが、
そのTシャツを見るとその当時の思い出が蘇ったりして、
結局捨てられずたんすにもどしちゃうんですよね。
自室の壁は本棚で覆われ、
その本棚は小説やら雑誌やらがぎっしり詰まり、
その本棚の上には木彫りの彫刻や、
分けの分からない雑貨達が埃をかぶり所狭しと並んでいます。
でも、それら一つ一つに思い出があるんですよね~
ある日、僕が本棚にドンとあたった時、
その本棚の上に並んでいた木彫りの象が、
僕の頭めがけて落ちてきました。
数分間痛みに悶絶してようやく本棚の上を見上げると・・・
埃にまみれた彫刻の顔はとっても恨めしげ・・・
落ちてきた象の彫刻の牙が折れて、
これまた鬼の形相で僕を見ている・・・
おや?
怒っているのかい?
もしかして僕を憎んでいるのかい?
結局、自分の家で起る出来事の大方は自分のせいなんですよね。
今回の事は物がありすぎる事により起きたようなもの。
この何でも溜め込む僕の性格、
変えよかな~
変えるの可能かな~♪