2012/08/17

銭湯を知らない子供たち





こんにちは。
ボンネットで目玉焼きな毎日、
いかがお過ごしでしょうか?
焦げ付きそうな暑さに夏バテなどしていないでしょうか?
私はすこぶる元気でございます。
この間、食事中に唇を噛んでしまい、
現在その噛んだ痕がスクスクと口内炎に育ちつつありますが、
すこぶる元気です。
右手の中指が深爪しすぎて爪が肉から少し外れてしまい、
キーボードのエンターを押すたびにビクンとしてしまいますが、
へいちゃらです。
先日庭の掃除をしていた時に、
何気にアロエの植木鉢を移動したんですが、
うっかり腰をやっちゃって3日経ってもサロンパス状態なんですけど、
泣いたりしません。
色んな事にくじけそうな私のブログですが、
今日も少しだけお付き合い下さいませ~



















茹だり過ぎな暑さですから、
日々のお風呂なんかは何時もシャワーのみの私。
でも腰が今あれなんで、温めたほうが良いかと思い、
近所のスーパー銭湯に行ってきました。
のんびりと露天風呂で腰をのばしていると、
となりの湯船に24~5歳ぐらいの7人の若者がやってきました。
彼らは同級生らしく、この銭湯で待ち合わせしていたようで、
久し振りの再会に話もはずみちょっとした同窓会状態。
他人の話を盗み聞きする気はなかったんですが・・・
”最近の若いヤツは”などと云うおなじみのフレーズが、
最近の若いヤツの口から発せられたもんですから、
ついつい聞き耳を立ててしまいました。

先日1人の若者の会社で飲み会があったらしいのですが、
新入社員の最近の若いヤツが酒を注ぎにもこないでしゃべっていたらしいんです。
語っているその若者がその新入社員をトイレに連れて行き、
”おまえ、酒も注がんと何してんねん!”
と、どやしつけたそうです。
その話を聞いて同窓生達は、
”飲み会って言っても遊びとちゃうからな~”
”飲み会は仕事やで!”
”普通はず~つと酒を注いでまわるもんやろ!”
”先輩や上司のこと何やとおもてんねん!”
敬意をはらえっちゅうねん!”
”ほんま、最近の若いヤツは~”
で、満場一致しておりました。

確かに人に敬意ははらうもんです。
年上だろうが、年下だろうが、
先輩だろうが、後輩だろうが、
知り合いだろうが、他人だろうが、
男だろうが、女だろうが、
人には敬意をはらうもんです。

そんな彼らお怒り7人衆は、
移動もせず浸かりもしないで足だけ浸けて足湯感覚で、
同じ湯船を30分以上も独占状態。
会社の先輩には敬意を払うみたいですが、
他の客達には何も払う気はないようです。



















戦争が終わってもう67年もたつんですね。
世の中はすっかり変わってしまいました。
私が生まれたのが昭和42年ですが、その頃から比べてもえらい変化です。
人も世の中も刻々と変化し続けるものなんですね~
変化していない瞬間なんてのはないんです。
にもかかわらず軍国主義まんまに上司に酒を注げなどと・・・
心の中で舌を出している人に酒を注いでもらって嬉しいのか。
相手の事が好きであれば、自然と気に掛けたくなるもんです。
グラスが空いているけどもう呑みたくないんだろうか?
身体がキツイなら進めないでおこう。
これが思いやりです。
俺の酒が飲めないのか!
と馬鹿みたいな赤ら顔で言われれば、
蹴りの一つもいれたくなるもんです。























昔にあった面白いエピソードや、
哀しいエピソード、
これらは昔話ですから楽しく聞く事ができますが、




昔はどうとか、あの頃はどうとか、

故に今のヤツは駄目みたいな言い方には
うんざりでございます。

とっくに時代は変わり、
文化も変わり、
考え方も変わってます。
だからと云って合わせてもほしくない。
だいたい同年代でも考えが全く一緒になるわけじゃないんですから、
合う合わないは単に相性なだけ。
歳は関係ないです。
 

社会人の宴会、慰安旅行での宴の酷さ・・・
楽しそうで良いやん!では済ませられない。
呑め!飲め!
食え!食え!
歌え!踊れ!

ゾッとします。

今の若いヤツはそんな事を断固拒否してゆくべきです。



















人の上に人はいないし、
人の下にも人はいません。
そんなのは屁理屈だという人もいるでしょうが、
世の中の全ては理屈で通る事しかおこらないんですよね。

訳の分からない一般人なんて人間はいないんです。
人は全て一個人。
存在を認め敬意を払うべきなんです。
だからそこの若いヤツ7人衆!
グダグダとしゃべってないで、
さっさと他の湯船にうつりやがれっ!!