2012/05/07

雨音はショートパンツの調べ



こんにちは。
夏も近づく八十八夜も過ぎ、
暦の上ではもう夏なんですね。

遠くで雷が鳴りだして、
いつの間にやら空がどんより~

ポッポツしだすと香る雨の匂い。
やがて雷が近づいてきて、

雨がバタバタバタバター

タンタンタンと雫が雨樋をたたく規則正しい音を家の中で聞くと、
何となく落ち着きます・・

本日もここに訪れていただき誠にありがとう御座います。
それでは少しお付き合い下さいませ~





















雨の日に表に出かけるのはホント嫌ですよね。
今は移動に車や電車を使うので少しはマシなんですが、
小学生の頃は徒歩で通学。
どうしたって濡れちゃうんですよね~
ちゃんと傘を使っているんですが、
足元は安っぽいビニールのズック靴でしたから、
学校に付く頃にはズクズクに濡れていました。
変えの靴下を持って行くなんて思いも付かなかった私、
濡れた靴下のまま上履きに履き替え、
上履きまでジットリ・・・
結局一日中私の足はジットリ湿ったままでした。

小学生の頃は日々成長していましたから、
洋服や靴はすぐに着れなくなりました。
けれど新しいものは中々買って貰えず、
洋服は大方親戚からのお下がり・・・
嫌でしたね~
子供だってお洒落はしたかったんですよね、子供なりに。

私が小学生の頃は1970年代。
世はフォークブーム。
若者は皆ロングヘヤーにベルボトム。
テレビの中でも皆がそんな感じでしたから、
敏感な私もその当時の野口五郎の様なロンゲにベルボトムで、
観客のカエル達に見守られながら、
さっそうと田んぼ道を歩いていたわけです。



















ごく稀に新しい洋服が買って貰える事があったんですが、
ニチイやダイエーではなく近所の洋服屋・・・
今でも田舎に行くとにびっくりすりするほど古いマネキンが置いてあり、
薄暗くて、洋服店にもかかわらず和風建築のお店、ありますよね?
あんな感じの店に連れて行かれるわけです。
あの頃の私としては、せめてニチイぐらいで買って欲しかったんですが、
まったく聞き入れてもらえず、嫌やったら買わんでええ!
と言われ、しぶしぶショッピング・・・
店の内装に順ずるかのごとく地味な子供服の数々・・・
テレビの中の秀樹や五郎の様な煌びやかな服は無く、
地味な茶色や深緑、ねずみ色に赤茶色・・・
そんな服で田舎道を歩いたら保護色で見えなくなってしまいそう!
だからテンションは下がるばかり・・・
しばらく探していてふと、重ねて置かれたシャツの下に黄色のシャツを発見。
襟と袖には茶色いペーズリー柄が入っており、とってもヒッピー風!
私はそのシャツが大変気に入り、それを買って貰う事に。
それからは毎日のようにそのシャツを着ていましたね~
多分あのシャツが始めて自分で決めて買って貰った服だったんでしょうね。
あれから30うん年が経ちましたが、
記憶の中の小学生の私は何時もそのシャツを着ています。























長ズボンはお気に入りのベルボトムしか持ってなかったあの頃。
裾がラッパ状のズボンですから、
雨が降ると裾から激しく濡れてしまうんですよね。
なので雨の日はショートパンツを穿いて登校していました。
そう云う心使いはするのに、変えの靴下は持ってゆかない・・・
雨が降った日の田舎はあちこちに水溜りが出来、
農業用の小さな用水路も水浸し。
ビチャビチャ、ジャブジャブ、ランランランなわけで、
ゴムの長靴を履こうが、カッパを着ようが、
結局びしょ濡れになって帰っていたから、
変えの靴下なんて気休めでしかなかったんでしょうね~