2012/03/09

狂った過日


こんにちは。
梅の花が甘酸っぱく香っています。
近くの藪や畑にはウグイスが鳴き出して、
春の準備立が整ってきました。
あとは、
桜~はぁ~まだかぁ~いなぁ~、
でございます。
まぁ、先を急いで色々な事を見落とすのももったいないですからね~
今日はこの梅の美味しそうな香りに酔いしれながら、
私のブログに少しだけお付き合い願います~







クローゼットから春物の洋服を引っ張り出し着てみる私。
去年は前のボタンが閉じられなくなっていたシャツが、
今は問題なく閉じられる!
昨年末からのダイエットは相変わらず続いておりまして、
ただ今65キロ(昨年末は73キロでした)まで落ちてきました。
かなり見た目も変わりまして、
10年前の着れなくなっていたシャツは、
ほぼ全て着ることが出来るようになりました。
着れなくなった時に処分しとかなくて正解でしたね~
それでも20年前のベルトの穴の位置はまだまだ小さくて、
私ってそんなに細かったのか!と驚いてしまいました。
あの頃の細さにまでは戻りたいとは思いませんが、
黒くてフサフサと風に揺れてたあの髪の毛は、
是非がでも戻って来てほしい年中冬山ヘッド野郎でございます。






そう、20数年前には腰まで届く、黒くて長~い髪の毛がフサフサしていた私。
その頃はレコード屋に勤めていて毎日が音楽三昧!
新しい音楽を毎日聞きながら、
仲間達と泣いたり笑ったりしておりました。
あの頃が私の青春だったんでしょうね~(遠い目・・・)
きらめく青春の日々の情景は、
今の私の髪の毛の如く、
薄く霞がかかったかのようにぼやけています・・・
あの頃の私は若くて青臭く、
何かと引っかかる棘が、
身体のあちこちから生えていたようなヤツでした。
理不尽であれば、お客さんにでも突っかかったりしていました。
もちろん、あとで上からドヤされていたんですけどね・・・
ホント、青くて食えないヤツでございました。
そんな棘は髪の毛とともにハラリ~、ポロリ~と、落ちだして、
見た目は随分丸くなった訳です。
しかし内側の青臭さは甘い果汁にはならず、
酸っぱい渋みになって、
今だ誰にも摘み取られる事もなく、
朽ち初めている次第でございます。





あの頃のように”若さゆえ”で許されなくなり、
責任などが背中に重くのしかかって来る・・・
かと言って一人前かと問われても、
まだまだ中途半端・・・
完全な果実などありませんからね。
何時が食べ時なのかなんて、
大体の予想は付けては見ても、
実際にかじってみなけりゃ分からない。
何時だってその時、その瞬間だけなんです。
渋かった!などと怒鳴られても、
それはかじった人が勝手に期待しただけ。
期待なんてただの脅迫ですからね。

どうせ絵空事なら
いっそ黙ってしまおう
日が過ぎて実が熟し落ちるまで・・・