2013/02/01

ありがとうの蓋





こんにちは。
2月になってしまいました。
少し春に近づいたせいか、最近少し温かい。
もしかしたらこのまま春になるんじゃないだろかと、
ついつい期待をしてしまう・・・
まぁ、
どうせすぐにまた寒くなるんでしょうけどね。
そんな気候のせいか、
先週にゲットした風邪が未だに僕の喉に常駐していまして、
立ち去る気配がまったく無い・・・
居心地よく僕の喉であぐらをかく風邪のせいで、
イガイガと呼吸がしにくくなったり、
頭痛がしたり。
元気が出たり、
無くなったり、
風邪のしつこさには腹が立つんですが、
腹が立つのがしんどい時ですから、
しんどくて怒る元気も出ない。
少しずつ溜まってゆくフラストレーションに、
喉が更にイガイガと痛くなっる。
薬屋で大量に並ぶ風邪薬を前にして、
どれがいいのか15分も迷ってしまい、
またまた体調が下降気味。
負のイガイガスパイラルに翻弄される軟弱な僕のブログ。
イブプロフェンに望みを託しつつ、
今日も少しお付き合いくださいませ~




































歳をとるたびイライラする事が増えてきますよね。
ちょっとした事でもムカッとしてしまう。
例えば、
これは田舎だから良くある事なのかもしれませんが、
田舎道を車で走っていると、
前を走る車が左に曲がる時に、
かなりの確率でウインカーを出さないんです。
当たり前のように突然左にスイーッと曲がってゆく。
この行動が事故を引き起こし易いとは思いませんが、
やっぱり危険だし、
後ろを走る僕はイラッと来ます。
田舎で交通量が少ないからって気を抜きすぎです。
他に、
夜の交差点、赤信号で止まっている時、
対向車側が少し坂になっている為に対向車のライトがハイビームのように僕の目を直撃。
僕の車のライトを消して相手の車のライトを消してもらうように促すんですが、
まったく気にせずにライトを消さない対向車。
そんな時に限って中々青にならない信号機。
眩しくてイライライラ。
腹が立ってこのまま正面衝突したくなります。
またある時、
前を走る車が交差点で曲がった時、
何故かうまく曲がれずモタモタと切り替えししているんです。
僕も同じ方向に行くんで後ろにいたんですが、
普通の広い道なのになんで曲がれないのかと、
前の運転席をよく見ると、
女性ドライバーが片手で携帯電話を持ち、話しながら運転していました。
そのドライバーは片手だからうまく曲がれなかったみたいなんです。
しかもその車はようやく曲がった後、道の真ん中にそのまま車を停止して、
楽しそうに電話で話し込みだしたんです。
僕が後ろに居ることはまったく気が付いていないみたい・・・
だいたい後ろに車が無くても道の真ん中に車を止めて電話で話すって・・・・
腹が立ってこのまま追突したくなりました。
まぁ、実際はプッと1クラクションで我慢したんですが、
溜まりに溜まったフラストレーションが、
ぼくの胸の中で激しいドリフト音を轟かせています。
いけない、いけない、
心を落ち着かさなければ。

さわかかに 夢を見て
さわやかに あきらめて、
ただ一人泣こう~♪




































 

随分前、
僕が地下鉄に乗っていた時の事です。
ある駅で女性の方が、座席に財布を忘れたまま下車したのを見て、
僕の降りる駅ではなかったんですが、
財布を持ってその女性の後を追うために下車した事がありました。
残念ながらその女性を見失ってしまい、
しょうがないのでその駅の駅員に、
今の○○行きの電車の3号車の真ん中ぐらいの席でこの財布を拾ったんですが・・・
と、説明をしたんですが、
その駅員は無表情にメモを取ることもなく、
ハイ、と一言だけ言って、財布を受け取りました。
なんだか不安になって、
今行った○○行きですよともう一度念を押したんですが、
まったく無表情の駅員はもう一度、
ハイ、
と、言うだけ。
フツフツと溜まるフラストレーション・・・・

先日、
夜のスーパー銭湯で(風呂ばっかりでスミマセン)、
暖まってさあ帰ろうと駐車場に行くと、
誰かの車のルームランプが点いたままになっていました。
僕もバッテリーがあがって苦労した思いがあるので、
これは知らせてやろうとナンバープレートを携帯で写真を撮り
(ナンバーを覚えることなんてもう出来ない)
受付カウンターに行きました。
このナンバーの白のワゴンアールのルームランプが点いたままですよ。
と受付嬢に知らせると、
今度はさすがにメモを取ったんですが、
ハイ、とだけしか言わないで奥に消えて行きました。
フツフツフツとフラストレーション・・・・

ある時、
大阪梅田の地下街での事。
夕方で結構人通りが多い時間帯で、
僕の前方から視覚障害者の女性が歩いてきました。
僕はあたらない様に避けようとしたんですが、
僕の足に彼女の杖がコツンと当たってしまいました。
僕がスミマセンと言うと、
彼女はガッと僕の腕を掴み、
”地下鉄の梅田駅はどう行くんですか?”
と尋ねてきました。
僕は、
”すぐそこですよ、この道を~”
と説明しかけると、
”連れて行ってもらえますか?”
と、言われました。
まぁ~それもそうだなと、案内する事になり、
僕の右手を持ってもらい梅田駅まで行ったんです。
そして改札口に着き、
ここが改札口ですよ”
と彼女に言うと、
彼女は薄笑いを浮かべながら、
何も言わずに慣れた足取りで改札の中に去ってしまいました。

も、もう、フラストレーションがぁぁぁ~

どうやら”ありがとう”と言う言葉には蓋がされているようですねっ!


・・・いや、
あの人達・・・
きっと何かタイミングが悪くて言えなかっただけさ、
きっと心の中では感謝してくれてるさ・・・

やるせない 苦しみを
やるせない モヤモヤを
さわやかに歌お~♪




















































前に大阪南の千日前の売店で買い物をした時、
60歳くらいの観光客のおばさんが、
50歳くらいの売店のおばちゃんに道を尋ねてきました。
売店のおばちゃんは気さくに道を案内したんですが、
観光客のおばさんは礼も言わずに立ち去ろうとしました。
その時、売店のおばちゃんはすかさず、
”ありがとうは?”
と、言いました。
えっ?
と、鳩に豆鉄砲フェイスで聞き返す観光客のおばさん。

売店のおばちゃんは、
”人にものを尋ねて教えてもらったんなら、
ありがとうやろ?
と、チャキチャキッとチータのように言い放ちました。

閉じてる蓋は強引に開けちゃうってのもまた一つかもしれませんね。

今日も~明日も~
あり~がとう~♪













ありがとうの歌 水前寺清子