2012/12/07

越冬やもめ






こんにちは。
いや~、寒い!
寒すぎる。
ほんと、ウンザリするほど寒い。
おまけに空気は乾燥してて、
足のスネや背中がカサカサ、カイカイ状態。
それに、
手の甲はなんだかトカゲの背中みたいにザラザラして来て、
親指の先はだんだん固くなりだし、
ひび割れの秒読み開始状態・・・
顔色もなんだか不健康そうに白くなって来たし・・・

僕の身体から潤いがどんどん逃げ出しています。
それなら体重も減ってきてるかな?
なんて淡い期待を抱けども、
どうやらそれは別腹らしく、
鉄で出来た体重計の上でただただ震える僕・・・
そんな、
揚げ過ぎカチカチから揚げ野郎のブログに時間を割いて頂き、
誠にありがとうございます。
美味しくないかも知れませんが、
今日も少しお付き合いくださいませ~























僕の部屋の暖房器具は石油ファンヒータなんですが、
こんなに寒いと身体の芯までは温まらないですよね。
ほんとならコタツを使えば良いんでしょうが、
いつの間にか使わなくなっちゃいました。
まぁ、お洒落じゃないってのもあるんですが、
なんだかコタツって家族的イメージが強いんですよね。
四角いコタツの四辺に家族のそれぞれがいるイメージ。
そこに一人でポツンと入ってるって・・・
夜にコタツでウツラウツラと寝てしまい、
夜中にはっと、目が覚めた時に感じる孤独感・・・
残りの誰も居ない三辺が、何だか虚しく見えてきます。

父親の足にぶつかって怒られたり、
ヒーターのネットが異常に熱くなっていて、
素肌があたって、
あちーぃ!!
兄貴と足で喧嘩始めて、また父親に怒られて・・・
その横で、
ばあちゃんが黙って僕たちに、リンゴの皮をむいてくれている。
コタツの中には生乾きの洗濯物と、
その他もろもろの思い出が詰まりすぎています。

ヒュルリ~ヒュルリララ~
忘れてしまえと啼いてます~

































僕が小学生の頃、
今時分の季節は本当に寒くて辛かった!
一番辛いのは僕の靴事情でしたね。
その当時、
今のようなスニーカーなんてものはありませんでした。
あの頃の小学生は、誰もがズック靴を履いていましたね。
熱い夏だろうが、雪の降る寒い冬だろうが、
いつだってペラペラのズック靴で登校でございます。
おかげで足の指は毎冬しもやけで、難儀いたしておりました。
しかも僕のズック靴ときたら、
ぱっと見はゴレンジャーのイラストがプリントされているように見えるんですが、
がしかし、よく見ると、
赤レンジャー、
緑レンジャー、
黄レンジャー、
桃レンジャー、
そして最後に、
紫レンジャー・・・
そんなの居ないし。
それに何て呼ぶんでしょうか?
紫(し)レンジャー?
しかも他のメンバーの目の形や、胸の模様も微妙に違うし・・・
それに雨や雪が降ると水が沁みてきて、
学校に着くころには靴下はビッショビショ・・・
偽キャラだし、
足は冷たいし、
その上すぐ破れちゃう。
最低な僕のズックライフ・・・

ヒュルリ~ヒュルリララ~
ついてないねと啼いてます~
































テレビのコマーシャルなんかを観ていると、
そこには絵に描いたような幸せ家族が映っていて、
偽物の宝石のようにギラギラと薄っぺらい光を放っています。
大人になった僕にはそれが虚像だと分かってますから、
テレビに向かって、
嘘つけっ!とか、
そんなヤツおらんやろ!
と、突っ込んでみたり
ビックリするくらい大人びた子役を見て、
あんた、ほんとの年齢は二十歳でしょっ!
などと、一人で確信したりしております。

しかし僕が子供の頃は、
テレビの中の世界は嘘だと分かっていても、
叶えることが可能な理想の世界でありました。

何処からともなくダイアナロスの歌声が流れてきて~♪

朝、ベットの中、
真っ白いシーツの上でまどろんでいると、
窓辺に小鳥がやって来てふっ、と目覚める。
そこへ家族の誰かが、
完璧に入れたコーヒーを持って僕を起こしに来る。

が、しかし現実は・・・

何処からともなくありがとう浜村淳ですのオープニングソングが流れてきて~♪

朝、畳の上に敷いた薄っぺらな布団の中、
自分がシーツの上にこしらえた世界地図の上でうなされていると、
窓辺に巣を作った鳩のうるさい鳴き声で目覚める。
そこへ親父が僕を起こしにやって来て、
僕の世界地図を発見し、
そして発狂。
完璧に入れたコーヒーどころか、
朝御飯の用意すら、されてはいませんでした・・・

ありがと~♪



















あの頃の僕には、
絵に描いた偽物の宝石でも、
綺麗で完璧に観えていたんですよね。
何時かきっと、
必ず、
・・・。

現実現在、
今だ結婚もせず、
親戚連中からは、
男盛りを無駄にして!と言われ、
やもめ暮らしにウジを湧かせていますが、
これはこれで、
僕が時間をかけて作ってきた僕の宝石ですから、
傍からは偽物に見えたって、
僕には大事なんですよね。


ヒュルリ~ヒュルリララ~
ききわけのないオヤヂです~♪










越冬つばめ 森昌子



4 件のコメント:

  1. Como siempre un espléndido recorrido fotográfico. Muy buen trabajo.
    También mi más sincera solidaridad con el nuevo problema del terremoto. Muchos ánimos.
    Un abrazo.

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    1. Querido balamgo
      Gracias por un comentario muy agradable y atento!
      El problema en las zonas afectadas no son capaces de resolver el problema de la energía nuclear todavía en la pila.
      Debemos crecer con esos problemas.
      Por favor, siga velando sobre nosotros.
      Por cierto, Parece que había una imagen que recuerda el terremoto en la foto en mi blog esta vez.
      3,4,5 th foto no es una foto de la zona afectada. Se pretende cantera de grava.
      Lo dedico a ti, pero mucha gratitud!
      Un abrazo.

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  2. Excelente itinerario el que has puesto en el nuevo post. Me ha gustado mucho.
    Por otro lado, desde aquí te envío una gran fuerza espiritual para afrontar el nuevo problema que
    surge a la gente del Japón.
    Un abrazo.

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    1. Querido laisladelaquietud
      Gracias por el comentario muy agradable y alentador nosotros!
      Hasta que todos resolución requiere un tiempo todavía, el fuego de nuestra esperanza esté ardiendo.
      Así que por favor siga velando sobre nosotros.
      Por cierto, como he mencionado en los comentarios a balamgo señor, es que había algo que me recordaba de este momento del terremoto en la foto.
      3,4,5 ª foto es una foto de una cantera de grava, pero permítanme corregir tengo miedo.
      Lo dedico a ti, pero mucha gratitud!
      Un abrazo

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