2011/12/16

絶対説明


こんにちは~
寒さが身にシミシミ沁みてくる今日この頃。
ご機嫌いかがでしょうか?
毎朝寒さで強張った身体で家の階段を下りるのが非常に怖いです。
もし階段を踏み外してすべり落ちても悲しい独り者・・・
だれも”大丈夫?”なんて言ってくれませんからね。
念のため階段下のすぐ横に電話機があるんで、
いざという時は這ってでも電話でS・O・Sできるはず・・・
それでも転ばぬ先の杖で、階段の手すりはしっかり握るようにしています。
転んでも安心な、低反発スポンジ階段でも出来ないもんでしょうかね~
もしくはザイル(命綱)でも付けて降りるかですね。

小さい子供の頃は階段が怖かったはずなのに、
いつの間にかそんな恐怖も消えてしまってます。
なのにまた、少しずつ階段の怖さが蘇ってきているみたい・・・
歳をとって行くってのは、
子供の頃のように思考がシンプルに戻って来るって事なんだろ~か?

な~んて、歳のせいにはしていられない年の瀬。
ここらで少し散歩休憩~
温かいお茶でも飲んで、今日も少しお付き合い下さい~

*画像をクリックして頂くと写真だけ見て頂けます。
*画質ももう少しクリアです。





唐突でなんですが、
私の父はとても自然が好きな人でした。
毎週日曜日になると父は
小学生の私を山へ連れて行ってくれました。
特別なことするんではなく、ただただ山道を歩くだけ。
私もそれが楽しくて色んな場所へついて行きました。
山道を登って行き、頂上に着いたときの爽快感~
変わった花や植物。
見た事の無かった木の実の味。
触っちゃいけない植物に触って、えらい目にあってみたり・・・
今の私の散策好きは、この頃に養われたんですね~
でも詮索は苦手で、あんなにひどい目にあったのに、
未だに漆の木がどんな葉っぱだったか覚えていない、
復習力の無い私・・・
なのに人の事にはちょっと穿鑿(せんさく)気味で、
ほんと、あきれたほじくり野郎でございますxxx







私たち親子は、山の中でも奈良と大阪の境目にある
金剛山(標高1,125m)が特にお気に入りで、
何度も登頂した思い出があります。
ある時は夏の金剛山。
頂上は涼しくて超爽快~
ある時は冬の金剛山。
雪が積もってて奈良じゃないみたい~
ほとんど雪の積もらない奈良では、
雪がたくさん積もってるのは高い山だけ。
だから雪を見れるのは小学生の子供としては楽しかったんですが、
私、登山靴を買ってもらってなかったんですよね~
だから雪山をゴレンジャーのイラスト付きのビニール靴で登っていたんですよね。
もうね、ペラペラ~なんですよ。
冷たくて、冷たくて、
すれ違う登山者達に足冷たくない?と聞かれ、
へっちゃらだい!
と、あばれはっちゃく並みに強がる私・・・
今考えるとかなりひどい話です。
雪が凍って滑りやすい所では靴に縄を巻いて滑りにくくして・・・
あ~、涙がでてきそう







他にも父が私にしたひどい事があります。
岩松と言われるイワヒバ科のシダ植物があるんですが・・・
それが結構高価だから山に探しに行こう!って事になったんです。
その岩松は崖などの岩場に生えていまして、
なかなか見つけ難いんです。
しばらく山の中を岩松を求めてさまよっていると、
いかにもそれが生えてそうな崖を発見。
父の手には何故か長いロープありまして、
どうやら父は、このロープの端を私の腹に巻いて、
もう片方は木に縛り、この崖を登って岩松を探して来いと言うのです。
ロープがあるからもし落ちても大丈夫だ!ですと・・・
そんなむちゃな~!





しかし、
いくら断っても頑として譲らない父。
決意と物欲は硬い岩の如しです。
岩松はあんたの石頭にはえてるんじゃね~の!
と、小言を垂れながら岩によじ登る私。
岩が崩れやすくて非常に怖かった~
命を半分懸けて見つけてきたのはちっちゃな岩松3株・・・
小さいのでもあっただけましで、
もし無かったらもっと高い崖を登らされるところでした。







こうして思い返してみると、
ちっとも微笑ましくも無いひどい仕打ちの数々・・・

崖によじ登る小さい子供が、
まるで猿回しのチョロ松みたいに紐で縛られてて、
その紐の端を父親らしき男が握ってるとんでもない場面。
もし他の登山者が偶然通りでもしたら、
どう説明したんでしょうか?
三人模様の絶体絶命!
確実に虐待に見えてしまいますよね!
さあ、納得いく説明してもらいましょうか~
さあさあ~さあさあ~
はっきりカタをつけてよ~♪


やってられないわ!














0 件のコメント:

コメントを投稿