こんにちは。
日を追うごとに寒くなりますね。
先日、寒さに我慢しきれず押入れからヒーターを引っ張り出しました。
それを期に僕の石油ファンヒーター給油奴隷の日々が始まりました。
近頃のファンヒーターときたら、
そろそろ給油しろだの、
部屋の空気を入れ替えろだの、
そろそろ2時間経つけど延長するの?だのと、
非常にありがた迷惑なかまってチャン機能が満載。
僕が何かしている時に限って、
部屋の空気を入れ替えろと警告音が鳴るもんだから空気を入れ替えたのに、
その後すくに時間延長するかい?とまた警告音。
ムカムカしながら延長ボタンを押した直後にまた部屋の空気入れ替えろの警告音が・・・
歯を食いしばりながら今度は部屋が寒くなるぐらい多めに部屋の空気を入れ替えをし、
やっと一息つきかけたら給油しろの警告音・・・
僕の石油ファンヒーターは時々奴隷(僕)の暴動を受け、
所々に痛々しい凹みができています。
蹴っ飛ばされて強制電源OFFの時に出る黒い煙が目に沁みる僕のブログですが、
今日も少しお付き合いください~^^
僕はお風呂が好きですが、
家の風呂ではもっぱらシャワーのみ。
それも朝出かける前に浴びる派でございます。
いくら寒い朝でもシャワーを浴びればシャキーン!なんですが、
これは大人になって一人暮らしをするようになってからの習慣です。
家族と暮らしてるとそうはいきませんよね。
僕が高校生の頃、
家の風呂や洗面台の蛇口からお湯が出て来たりはしませんでした。
冷たい水のみが出てくるだけ。
お風呂は水を張ってガス釜で焚くシステムでございました。
だから朝シャワーを浴びて出かけるなんて、夢のまた夢・・・
寒い朝に氷水のように冷たい蛇口の水で顔を洗わなくちゃいけません。
高校生ぐらいだと色気も出てきていますから、
髪型やなんかが気になるお年頃。
髪の毛の寝癖なんかは僕的には許せませんでした。
ブラシに水を付けて寝癖を直すんですがなかなか直らない。
ディップなんかを付けても余計に変になる。
そうこうしてる間に時間はせまれど髪型はむちゃくちゃ。
結局冷たい水で頭を洗う羽目に。
が、冷たい水だからしっかり洗えず、
ディップも取りきれていないもんだから、何だか髪の毛がバシバシ・・・
しかも我が家のドライヤーときたら高校生の僕より遥かに年上なんです。
僕が生まれる前から我が家の洗面所に居座って居る年輩ドライヤーは、
ご大層に鉄で出来ており、非常に重たい。
しかも、ぬる~い温度でゆる~い風しか出せないダメっぷり。
時間がないから早く乾かしたいのに、
僕が後輩だからって先輩風を吹かして中々乾かしてくれない。
セットするだぁ?今の若い奴はまったく・・・
10年早いわっ!さっさと学校言って来いー!!
なんてブツブツ言いたげな態度で、
色気盛りの高校生の僕を悩ませてくれましたね~
後に僕が家を出て一人暮らしを始めるにあたり、
必要なものを揃えるために電気屋に行った時、
ドライヤーだけは大きくてパワフルなものを買いました。
そのドライヤーも結構粘り強く僕と共に過ごしていましたが、
15年経ったある朝、火を噴いて絶命致しました。
ドライヤーって長生きなんですね~
僕が高校に通っていた頃、
通学路に白いオウムを飼っている家がありました。
そのオウムはカゴに入れられて毎朝表に出されていて、
動物が好きだった僕は何時もそのオウムを気にしていました。
家の人が居ない時にこっそり餌をあげたりしていたなぁ~
その約20年後・・・
最近その近くを久し振りに通ったんですが、
そのオウム、なんとまだ居るじゃないですか!
表には出されていませんでしたが、
窓越しに見る彼はその当時のまま・・・
その家の周りの風景も随分変わってしまい、
僕も随分変わってしまっているのに、
僕より小さいこの鳥は、
相変わらずカゴの中でひまわりの種を食べていました。
若い時、たまに想像する思いがありました。
僕が何かいい事があったり、幸せな気持ちで居る時に、
はっと目が覚めてしまう。
長い間夢をみていたんだと気づき、
周りには誰もおらず自分は一人っきりだったと気づくんです。
物凄く長い間生きていたのに、
それが全部夢だったと落胆する悲しい思いを、
オウムの小さな黒い目を見た時、
久し振りに思い出しました。
彼にとって僕は、変わって行った風景の一部。
彼が(鳥が)人のように記憶したり考えたりしないのなら、
20年前も昨日もさして変わらない。
目の前にひまわりの種があるだけなんですね。
ドライヤーは電源が入って風を吐き出した時だけがドライヤーで、
火を噴けばただの凶器。
電気が通電している時しかドライヤーとして生きていない。
そばに誰かがいるから僕はニシカワユキヒロになるけど、
そばに誰も居ない時、僕は誰でもないし何者でもない。
現在を嘆いても 胸を痛めても
ただただ、
ほんの夢の途中なのかもしれませんね。
夢の途中 来生たかお
先日、寒さに我慢しきれず押入れからヒーターを引っ張り出しました。
それを期に僕の石油ファンヒーター給油奴隷の日々が始まりました。
近頃のファンヒーターときたら、
そろそろ給油しろだの、
部屋の空気を入れ替えろだの、
そろそろ2時間経つけど延長するの?だのと、
非常にありがた迷惑なかまってチャン機能が満載。
僕が何かしている時に限って、
部屋の空気を入れ替えろと警告音が鳴るもんだから空気を入れ替えたのに、
その後すくに時間延長するかい?とまた警告音。
ムカムカしながら延長ボタンを押した直後にまた部屋の空気入れ替えろの警告音が・・・
歯を食いしばりながら今度は部屋が寒くなるぐらい多めに部屋の空気を入れ替えをし、
やっと一息つきかけたら給油しろの警告音・・・
僕の石油ファンヒーターは時々奴隷(僕)の暴動を受け、
所々に痛々しい凹みができています。
蹴っ飛ばされて強制電源OFFの時に出る黒い煙が目に沁みる僕のブログですが、
今日も少しお付き合いください~^^
僕はお風呂が好きですが、
家の風呂ではもっぱらシャワーのみ。
それも朝出かける前に浴びる派でございます。
いくら寒い朝でもシャワーを浴びればシャキーン!なんですが、
これは大人になって一人暮らしをするようになってからの習慣です。
家族と暮らしてるとそうはいきませんよね。
僕が高校生の頃、
家の風呂や洗面台の蛇口からお湯が出て来たりはしませんでした。
冷たい水のみが出てくるだけ。
お風呂は水を張ってガス釜で焚くシステムでございました。
だから朝シャワーを浴びて出かけるなんて、夢のまた夢・・・
寒い朝に氷水のように冷たい蛇口の水で顔を洗わなくちゃいけません。
高校生ぐらいだと色気も出てきていますから、
髪型やなんかが気になるお年頃。
髪の毛の寝癖なんかは僕的には許せませんでした。
ブラシに水を付けて寝癖を直すんですがなかなか直らない。
ディップなんかを付けても余計に変になる。
そうこうしてる間に時間はせまれど髪型はむちゃくちゃ。
結局冷たい水で頭を洗う羽目に。
が、冷たい水だからしっかり洗えず、
ディップも取りきれていないもんだから、何だか髪の毛がバシバシ・・・
しかも我が家のドライヤーときたら高校生の僕より遥かに年上なんです。
僕が生まれる前から我が家の洗面所に居座って居る年輩ドライヤーは、
ご大層に鉄で出来ており、非常に重たい。
しかも、ぬる~い温度でゆる~い風しか出せないダメっぷり。
時間がないから早く乾かしたいのに、
僕が後輩だからって先輩風を吹かして中々乾かしてくれない。
セットするだぁ?今の若い奴はまったく・・・
10年早いわっ!さっさと学校言って来いー!!
なんてブツブツ言いたげな態度で、
色気盛りの高校生の僕を悩ませてくれましたね~
後に僕が家を出て一人暮らしを始めるにあたり、
必要なものを揃えるために電気屋に行った時、
ドライヤーだけは大きくてパワフルなものを買いました。
そのドライヤーも結構粘り強く僕と共に過ごしていましたが、
15年経ったある朝、火を噴いて絶命致しました。
ドライヤーって長生きなんですね~
僕が高校に通っていた頃、
通学路に白いオウムを飼っている家がありました。
そのオウムはカゴに入れられて毎朝表に出されていて、
動物が好きだった僕は何時もそのオウムを気にしていました。
家の人が居ない時にこっそり餌をあげたりしていたなぁ~
その約20年後・・・
最近その近くを久し振りに通ったんですが、
そのオウム、なんとまだ居るじゃないですか!
表には出されていませんでしたが、
窓越しに見る彼はその当時のまま・・・
その家の周りの風景も随分変わってしまい、
僕も随分変わってしまっているのに、
僕より小さいこの鳥は、
相変わらずカゴの中でひまわりの種を食べていました。
若い時、たまに想像する思いがありました。
僕が何かいい事があったり、幸せな気持ちで居る時に、
はっと目が覚めてしまう。
長い間夢をみていたんだと気づき、
周りには誰もおらず自分は一人っきりだったと気づくんです。
物凄く長い間生きていたのに、
それが全部夢だったと落胆する悲しい思いを、
オウムの小さな黒い目を見た時、
久し振りに思い出しました。
彼にとって僕は、変わって行った風景の一部。
彼が(鳥が)人のように記憶したり考えたりしないのなら、
20年前も昨日もさして変わらない。
目の前にひまわりの種があるだけなんですね。
ドライヤーは電源が入って風を吐き出した時だけがドライヤーで、
火を噴けばただの凶器。
電気が通電している時しかドライヤーとして生きていない。
そばに誰かがいるから僕はニシカワユキヒロになるけど、
そばに誰も居ない時、僕は誰でもないし何者でもない。
現在を嘆いても 胸を痛めても
ただただ、
ほんの夢の途中なのかもしれませんね。
夢の途中 来生たかお
Magníficas fotografías. La cotidianidad siempre es buen motivo de excelentes fotografías.
返信削除La fotografía del "paso de cebra y el ciclista" me gusta mucho, es muy original.
Abrazos.
Querido balamgo
削除Gracias por sus comentarios siempre excelentes!
Su comentario es el mayor elogio para mí! !
Sería muy útiles comentarios que usted ha elegido uno de entre mis fotos.
abrazo grande