2012/05/28

MUJU・ん・・・嘘っぽい



こんにちは。
初夏真っ只中の大変過ごしやすい今日この頃ですが、
この時期になると嫌なものも沢山出てくる・・・
夜、眠りに就こうとしている私の耳元で、
プゥゥゥ~ン
と聞こえてくる不快極まりない音。
ガバっと起きて部屋の照明を点けるんですが、
もう見えない。
照明を消してもう一度寝ようとするとまた耳元で、
プワァァァァ~ン
とりあえず耳の辺りをたたくんですが、
ヤツを殺れる訳もなくただ耳がジンジンジン。
40うん年生きて来たくせに、
数ミリの蚊に眠らしてももらえないなんて・・・
こんな私のブログに来て頂いて誠にありがとう御座います。
ちょっと蚊取り線香の煙がくすぶっていますが、
今日も少しだけお付き合いくださいませ~












ここ田舎では何処もかしこも虫ばかり。
幸いにも攻撃的な虫はそんなに居ませんが、
うっかり被害に遭う事はしばしばあります。
道を歩いていると蚊柱に顔を突っ込んでしまい目に蚊が入り、
うっかりこすって目が真っ赤に腫れた事とか・・・
自転車に乗っていた時にカメムシが口の中に飛び込んできて、
何か分からず、うっかりそのカメムシを噛んでしまい、
口の中がカメムシ臭で満たされてしまった事とか・・・
夜道を歩いていたら何かが飛んで来て私の腹辺りにとまり、
カサカサカサと私の身体を駆け上ってくるゴキブリを見て、
ものすごい悲鳴を上げてしまった事とか・・・
どれも決して人には言えない恥ずかしい事ばかり。

私が小学生の頃なんですが、
夏の田んぼの稲にヨコバイと云う緑色の小さな虫が大量発生しました。
昼間は稲に張り付いているんですが、
夜になると明かりに寄って来る。
長時間部屋の照明を点けていたら、
網戸がヨコバイで埋め尽くされるほどの大量っぷり。
夜道の外灯なんかヨコバイで曇ってしまう無数っぷり。
うまく言えませんがホントにすごい数で、
それはそれは酷い有り様が数年続きました。
人には害は無いんですが稲には良くない。
後に新しい農薬が使われて、
今では嘘のように居なくなってしまいました。
無農薬が良いに決まっていますが、
そんな訳にはいかないんですよね~














でも悪いヤツばかりでもないですよね。
良い虫だって居ます。
花や農作物にいつの間にかやって来て、
大量クローン増殖するアブラムシ。
葉っぱを裏返すとびっちり張り付いているキモイちびっ子達!
捕っても捕っても増えるちびっ子アブラムシを、
ムシャムシャと美味しそうに食べてくれる素敵なレディバードこと、
てんとう虫。
枯葉を食べてくれるとってもジミカワな団子虫は、
彼らそのものを私達が食べる事だって出来ちゃう!
加熱するとポップコーンみたいに弾けて、
それが食べ頃なんですって。
味はもちろん美味しくないらしいですが、
非常時の非常食として憶えておいては如何?
家の中で出会いたくないナンバーワンのゴキブリを食べてくれる、
これまた出会いたくないナンバー2?のイエグモ。
かなり大きくなって手の平サイズのヤツもしばしば現れ、
その度にびっくりさせられます。
子供の頃に祖母がよく話してくれました。
あの大きい蜘蛛は死んだおじいちゃんなんやで。
蜘蛛になって私達を見守ってくれているから絶対殺したらあかんで~
まぁ、益虫であるから殺したらダメヨと云う事なんでしょうね。
でも子供の私には何故おじいちゃんは蜘蛛になったんだろう?
他にも色々な動物が居るのによりによって蜘蛛だなんて・・・
それに何でばあちゃんにはおじいちゃんが蜘蛛に成ったって分かるんだろうか?
やっぱり夫婦だったから気持ちが通じるんだろうか?
僕もおじいちゃんグモと心が通じたり出来る様に成るんだろうか?
などと考えていた頃に、
大きなゴキブリを食べている大きなイエグモを見てしまいました。
幼い私はその時、
うわぁ~、おじいちゃんキモイ・・・!
気持ちなんか通じたくない!と強く思いましたね~^^















でも益虫だから殺さない、
可愛いから殺さない、
気持ち悪いから殺す、
花が食べられるから殺す、
綺麗だから殺さない、
珍しいから殺さない、
これらの言葉は非常に物騒で、
内容はとても矛盾していますよね。
彼らはただ生きているだけで、
彼らの立ち位置は絶対に変わらないんです。
私たちは立ち位置がコロコロ変わる。
イルカや鯨は可愛いし知能があるから殺したらかわいそう、
ゴキブリは踏み潰してしまえ、
牛を食べるのは可愛そうだけど美味しいし、
皮も使えるからしょうがない、
カンガルーは可愛いけど増えすぎたから殺して食べましょう、
コアラはよく車に撥ねられるので大事にしましょう、
増えすぎた動物は生態系を乱すので、
どんどん殺して数を整えましょう・・・・

言いたいことならどれくらい
あるかわからなくあふれてるから、
矛盾してるぞっ!
と、声高らかに言いたいけど、
言えない~のよ~

自然には矛盾する事は何一つ無いんですが、
人は矛盾ばっかり。
でも、人は矛盾する生き物って事なら、
まったく矛盾してないって事なんですけどね~
言葉で文明を創り出したんでしょうが、
言葉が邪魔になる時もある。
言葉や文字に変えなくてもいいモノだってあるはずです。
 

目と目で通じ合う~
そ~ゆう仲になりたいわ~♪

2012/05/21

すりむかないで




こんにちは。

本日は金環日食でしたが皆さんはご覧になられましたか?
私は見事に見逃したと云うか、
そもそも専用グラスの用意もしていませんでした。
天気予報では曇り空と言っていましたから、
どうせ雲越しにチラリだろ~な~なんて思っていたんですが、
いざ起きて窓を開けてみればアラッ!綺麗な晴天。
熱気球のオマケ付きでございます。




こうなると少し観たくなる。
何か無いかと見回せど何も無い。
私の部屋は無数の小物で形成されているにも拘らず、
観測用メガネの代わりになるようなものが何一つ無い。
(ゴミ屋敷ではないですよ~!)
ようやく見つけたサングラスで試しては見るみのの、
見上げた太陽は真っ白!!
それどころか、
サングラスをはずしても視界に白いものがぁぁ!!!
普段から当たり前のようにある太陽も、
直視すら出来ない危険なものだと、
いい歳して再認識・・・
子供の頃ガラス板をライターで炙ってすすを付け、
日食を観察したような記憶が蘇りましたが、
ガラス板もライターも見当たらず、
いつの間にか熱気球も、どこかへ飛んでいってしまいました。

今日も肝心なところでダメダメな私のブログに来て頂いて、
誠にありがとう御座います。
それでは少しお付き合い下さいませ~



























子供の頃、将来の夢は宇宙飛行士だ!
なんて思いもしませんでしたが、
何だかその頃は子供はそう云わないといけない様な、
雰囲気が少しあったような気がします。
そう云っとけば優等生、みたいな風潮・・・

確かに宇宙には興味はありましたが、
私的には宇宙飛行士ではなく、
マグマ大使になって宇宙に行きたかった。
どうしてもマグマ大使からロケットに変身してみたかった!
何故だか彼の髪の毛は激しく痛んでいて、
それだけがどうしても許せませんでした。
今なら良いシャンプーやトリートメントがあるのに・・・






















私が子供の頃のシャンプーなんてほぼ石鹸水。
石鹸で洗うのとさほど違わなかった。
しばらくして世間ではシャンプー、リンスが当たり前になりましたが、
クラシックな我が家にリンスは中々登場してくれませんでした。
今時のシャンプーは昔とは成分がまったく変わってしまい、
汚れを落とす為に洗浄力を上げた結果、
髪が痛むのでそれを防ぐ為にまた別の成分を足している状態。
ボディシャンプーも同じ事が云えます。
洗いあがりと一緒で何だかすっきりしないこの現状・・・
スッキリする為に石鹸のみに変えてみました。
最初は髪の毛の突っ張り感は人形並みでしたが、
しばらくすると髪質が変わったのか、
まったく気にならなくなりました。

ここで注意なんですが、
私のプロフィールの写真をご覧頂ければ分かるように、
髪の毛の沢山在る方の参考にはまったくなり得ません。
石鹸で洗髪される場合は、
最初は必ずセッケンシャンプー用のリンスを用意していただくか、
レモンを絞ったレモン水などでリンスの代用を用意して下さいね。
(石鹸は大体がアルカリ性、洗髪によってアルカリ性になった髪の毛を酸性のレモン水などで中和すると髪の毛が滑らかに戻ります。)

お風呂の中には石鹸1個とカミソリ一つ。
これって洗い上がりと一緒でかなりスッキリ~

























今はこんな頭になっちゃってますが、大阪で1人暮らししていた頃は、
夜道を歩けば女性と間違って口笛を吹かれるほどの美しいロンゲでした。
振り向くと、おわっ!男かっ!と云われる事がしばしば。
口笛吹くって何時の時代やら・・・
トイレから私が出て来た時おじさんが女子トイレと間違ったと思ったのか、
びっくりしてずっこけそうになり
何故か私がすいませんといってしまいました。

ふりむ~かないで~ 大阪の人~♪






2012/05/14

おもいで鮭(シャケ)




こんにちは。
何だか少しヒンヤリ気味なここ数日・・・
先週からの初夏の始まりに心が浮き足立ったところなのに
いきなりその足をすくわれてしまいましたね~
これからも度々足をすくわれ、
ようやく立ち上がる頃には梅雨入り・・・
ちょうど良い気候なんてホント年に数日しかないんですね~

私の家のお風呂には梅雨になると、
何処からかナメクジ君がやって来ます。
うっかり素足で彼らを踏んづけでもしたら
気持ちはどんより梅雨の空~
そんな招かざる彼らが今年もやって来ました。
気象庁より先にナメクジ君に梅雨入り宣言されたようで、
何だか悔しい私のブログに本日も来て頂いてありがとう御座います。
お塩片手に少~しお付き合いくださいませ~















今の季節になると、私の近所の田んぼには、少しずつ水が張られ出します。
私の住んでいる地域は6月ぐらいが田植え時ですが、
山手のほうではもう始まっています。
田んぼに水が入ると、
今までただの地面でしかなかった所が、
生き物豊かな池に変わってしまいます。
子供の頃の私には絶好の遊び場で、
すくい網片手に走り回っておりました。
田植えが終わった田んぼの中には、
奇妙な豊年エビと古代生物のカブトエビ。
二枚貝のように見えるのに、
スイスイと魚のように泳ぐ何だか分からない生き物。
ツチガエルやトノサマガエル、
メダカや小さなフナ、
チョー気持ち悪いタウナギなどなど。
片っ端から網で捕まえては家に連れ帰り飼育。
飽きればまた田んぼに返還、時々お星様・・・
の繰り返しでした。
生き物を見ているのが楽しかったんですよね~

子供の頃のある日、
家に帰ると今までに見たこともない大きなフナが、
バケツの中で泳いでいました。
私はこのフナどうするの?と祖母に尋ねたのですが、
何も答えては貰えずそのまま夜に・・・
その夜の食卓に見るも無残に姿煮にされたあのフナが!
あれ以来私は魚を食べるのが苦手になりましたね~




















歳を経て、だいぶ魚を食べれるようにはなったのですが、
やはり進んでは食べたくありません。
健康上食べないといけない歳ではあるので、
時々食べてはいるのですが、
白身をしっかり焼いて食べるくらい。
私の地元の奈良には海が無いにも拘らず、
柿の葉寿司なるサバの押し寿司が名物でございます。
私、奈良に住んで40うん年、
ほとんどこの柿の葉寿司を口にしていません。
あんなにピカピカと光るものは食べ物とは思えませんね。

私が20代で大阪で1人暮らしをしていた頃、
友達が里帰りから帰って来て、
彼の故郷のお土産を持って私の部屋に遊びに来てくれました。
彼は”これは美味しいぞ~!”と、
ニコニコしながら包みを私に手渡してくれたのですが・・・
包みの中には今までに見たことも無い大きなサバ寿司が、
ピカピカと輝いておりました。
友達は美味そうだろう?とニコニコ微笑みながら、
さあ、遠慮なく食べなさい!と進めてきます。
彼のあまりにも嬉しそうな表情に、
サバ寿司が世界で一番苦手な食べ物だとは言い出せず、
心の中で”ぎゃぁぁ~”と、叫びながら食べだしました。
一口ごとに襲う吐き気を飲み込み、
うっすら浮かぶ涙を隠しつつ、
”美味い!”と大嘘を吐く私・・・
もっと食べなさいと進めてくる友達に、
あなたもお一ついかが?と逆にに勧めるも、
”俺は腹いっぱい”とあっさり拒否。
私もその手を使いたかったのですが、
お土産がサバ寿司とは知らず、
友達に”夕飯はまだ食べてない”と、申告しちゃってたんですよね~
結局1人で全部食べて、
”ああ、美味しかった”と、
また大嘘を吐いた私の息はとてもサバ臭くて、
その匂いでまた涙がポロリ・・・





ある日テレビを観ていると、
野生のヒグマが鮭を捕まえて食べるシーンがありました。
そう云えば父が生きていた頃、
お歳暮でよく新巻鮭が届いていたよな~
あの頃は全く美味しそうには見えなかったけど、
テレビの中のヒグマは非常に美味しそうに鮭を食べている。
次の日サーモンの刺身を買ってきてお酒の肴にと一口・・・
あぁ~、
やっぱり生臭い・・・
吐く息が鮭臭くて涙がポロリ、
おもい~で鮭に~酔うばか~り~♪