2011/12/30

ネハンエンディング・ストーリー



こんにちは。
終わっちゃいますね~2011年。
私的にも色々あって大変だった2011年。
でも何が起ろうが過ぎてしまった2011年。
待った無しでございます。
不安要素が満載の2012年。
来年の私はどうなっているのやら・・・
鬼が出るか、蛇が出るか・・・・
いずれも開けて見なけりゃ分かりませんからね。

 分かりもしない未来でくよくよするより、
目の前のお正月~^^
 
ヤな事は先送りで、今日も少しお付き合い願います~

画像をクリックして頂くと、画像のみ見ていただけます。
駄文が面倒な方、せめて写真だけでもみていって下さいまし~










年末にする事の締めくくりに、
村の寺に月参り(常逮夜と言うらしい)の代金を払いに行きます。
一年で6000円。
高いんでしょうか?こんなもんなんでしょうか?
よそはどんなもんなのか知りません。
知りませんが、知りたくはありません。
知らないほうが良いような気がします。
だってよその村より高いからって、
値切れませんからね~

私の村の坊さんは非常に声が良いです。
声質が里見幸太郎風なんですよね。
だから里見幸太郎が歌う水戸黄門の主題歌のようにお経を読みます。
お経を聞いていると頭の中で、
♪じ~んせい楽ありゃ苦もあるさ~♪のフレーズがグルグル・・・
お経が説教臭いなら、この歌も説教臭い。
後から来たのに追い越されて何が悪い!と、
お経は関係ないのにプンスカしてしまう・・・
まだまだ修行が足りないミドルエイジでございます。










歳を経ると興味の無くなる事が色々出てきますよね。
テレビをあまり観なくなってしまったり、
音楽を聴かなくなったり、
人それぞれ・・・

私も20代の頃は音楽ばかり聴いていたのに、
今は車に乗った時に聞くぐらい。
こんな事じゃいけない!
と、タワーレコードに行くんですが、
CDの帯の説明の文字が小さすぎて読めない・・・
読めないと、興味が無くなるんですよね~
そんな感じで私も枯れてゆくのかな~
なんて思っていたら、
この歳になったらなったで、
新たに興味の出てくる事が出て来るんですよね。
写真や、カメラもそうなんですが、
ワラワラと、芋ズル的に出るわ出るわ。
あれも欲しい、これもしたい!
煩悩の火がメラメラと燃えております。












煩悩の炎の数は108とか言いますよね。
除夜の鐘で私の煩悩が吹き消えて、
涅槃(ネハン)の境地にいけたなら、
私の心はとてもイノセントになる事でしょう。
そんな私の初夢はきっと、今年の干支の龍、
映画ネバーエンディング・ストーリーに出て来る
真っ白い龍のファルコンにまたがり、アトレイユよろしく
何処までも飛んで行く事でしょう。

たわけ者ですが来年もよろしくお願いします。




















2011/12/23

ひとりジョーズ


こんにちは~
昨日は冬至でした。
一年で、夜が一番長い日なんですね。
夜が長いなんてとてもロマンティックですが、
やっぱりそれは夏のほうが良いですよね。
冬の夜なんて寒いだけですから~
えっ、
そんな事ないですか?
冬の夜だってロマンティックですか?
むしろ冬のほうがロマンティックだと・・・
そうですよね~
明日はクリスマスイブ・・・
一年で一番ロマンティックな日でございます。
プレゼント何が良いかなぁ~と、悩めます。
去年の汚名返上のチャンスですからね!
最初の設定金額を上回る事請け合いでございます。
レストランの予約なんかも取れにくくなり、
予約が取れてもクリスマス料金で、
普段より高めの支払いが出来てお株は急上昇!
ケーキやチキンなど普段より多目のカロリー摂取で、
来年まで体重計を無視する事だって出来ちゃいます。
ロマンティックと思われる普段は静かな場所も、
夜遅くまでカップル達の行列が出来ちゃったりして、
なんだかお祭りみたい!
楽しい楽しいクリスマスはもうそこまで来ています。

でもその前に、今日も少しお付き合い願いませんでしょうか?
何のプレゼントもございませんが
ちょっと覗いていって下さいまし~









表があれば、
裏がある。
楽しい事があれば、
その逆もある・・・
ラブラブなカップルがいれば、
相手がいなくて寂しい人もいる。
みんなで楽しくパーティー!もいれば、
ひとりで寂しくティービィー!もいる。
どんな人だってどちらの気持ちも分かりますよね~
何時かの、あのときの、自分はどちらかだった訳ですから。

でもひとりだって捨てたもんじゃありません。
ケーキを丸ごと独り占め出来ちゃいますからね!
プレゼントだって自分に買うわけだから、
がっかりされる心配はナッシング!
でも気を付けてください。
自分の為のプレゼントでも、
ちゃんとプレゼント包装してもらって下さいね。
こういうのは様式が肝心ですからね~
勇気があればひとりでレストランを予約してみるのも良いかもしれません。
普段は見れない世界が垣間見えるかもしれませんからね。
運がよければ彼女が彼氏の顔に
ワインをかける名シーンが観れるかもしれませんよ!













さて、夜も更けてきてお腹もいっぱい。
うっかりうたた寝も悪くはありませんが、
せっかくですから普段は観ないような映画を観るのも良いかもしれません。
ついついロマンスものや泣けちゃうものは避け気味でしょうから、
あえてそうゆうのを観てみるのも良いかもしれませんね。
感動シーンで涙が出てきたら、
最後は映画に関係の無い涙が止まらなるかもしれません。
翌日には目がすっかりはれぼったくなって、
別人気分を味わう事ができるはずです。









ごく普通に過ぎた事より、
少しでも問題があった時のほうが、記憶に残りやすいですよね。
良い事にしろ、悪い事にしろ・・・
何もしないのはきっと良くないような気がします。

歳をとって来ると、
ちょっと天邪鬼な人が可愛く見えて来ます。
何か引っ掛かりがある人はいやでも目に付くもんです。
でも、ついついひとり上手になりがち。

そうゆう私もかなりの天邪鬼・・・
ひとり上手が板に付いてなかなか剥がれません。
だからって、
ひとり上手と呼ばないで~♪
ひとりが好きなわけじゃないんですからねっ!

ひねくれついでに今夜は、
冬だけど映画のジョーズをひとりで観て寝ます。




2011/12/16

絶対説明


こんにちは~
寒さが身にシミシミ沁みてくる今日この頃。
ご機嫌いかがでしょうか?
毎朝寒さで強張った身体で家の階段を下りるのが非常に怖いです。
もし階段を踏み外してすべり落ちても悲しい独り者・・・
だれも”大丈夫?”なんて言ってくれませんからね。
念のため階段下のすぐ横に電話機があるんで、
いざという時は這ってでも電話でS・O・Sできるはず・・・
それでも転ばぬ先の杖で、階段の手すりはしっかり握るようにしています。
転んでも安心な、低反発スポンジ階段でも出来ないもんでしょうかね~
もしくはザイル(命綱)でも付けて降りるかですね。

小さい子供の頃は階段が怖かったはずなのに、
いつの間にかそんな恐怖も消えてしまってます。
なのにまた、少しずつ階段の怖さが蘇ってきているみたい・・・
歳をとって行くってのは、
子供の頃のように思考がシンプルに戻って来るって事なんだろ~か?

な~んて、歳のせいにはしていられない年の瀬。
ここらで少し散歩休憩~
温かいお茶でも飲んで、今日も少しお付き合い下さい~

*画像をクリックして頂くと写真だけ見て頂けます。
*画質ももう少しクリアです。





唐突でなんですが、
私の父はとても自然が好きな人でした。
毎週日曜日になると父は
小学生の私を山へ連れて行ってくれました。
特別なことするんではなく、ただただ山道を歩くだけ。
私もそれが楽しくて色んな場所へついて行きました。
山道を登って行き、頂上に着いたときの爽快感~
変わった花や植物。
見た事の無かった木の実の味。
触っちゃいけない植物に触って、えらい目にあってみたり・・・
今の私の散策好きは、この頃に養われたんですね~
でも詮索は苦手で、あんなにひどい目にあったのに、
未だに漆の木がどんな葉っぱだったか覚えていない、
復習力の無い私・・・
なのに人の事にはちょっと穿鑿(せんさく)気味で、
ほんと、あきれたほじくり野郎でございますxxx







私たち親子は、山の中でも奈良と大阪の境目にある
金剛山(標高1,125m)が特にお気に入りで、
何度も登頂した思い出があります。
ある時は夏の金剛山。
頂上は涼しくて超爽快~
ある時は冬の金剛山。
雪が積もってて奈良じゃないみたい~
ほとんど雪の積もらない奈良では、
雪がたくさん積もってるのは高い山だけ。
だから雪を見れるのは小学生の子供としては楽しかったんですが、
私、登山靴を買ってもらってなかったんですよね~
だから雪山をゴレンジャーのイラスト付きのビニール靴で登っていたんですよね。
もうね、ペラペラ~なんですよ。
冷たくて、冷たくて、
すれ違う登山者達に足冷たくない?と聞かれ、
へっちゃらだい!
と、あばれはっちゃく並みに強がる私・・・
今考えるとかなりひどい話です。
雪が凍って滑りやすい所では靴に縄を巻いて滑りにくくして・・・
あ~、涙がでてきそう







他にも父が私にしたひどい事があります。
岩松と言われるイワヒバ科のシダ植物があるんですが・・・
それが結構高価だから山に探しに行こう!って事になったんです。
その岩松は崖などの岩場に生えていまして、
なかなか見つけ難いんです。
しばらく山の中を岩松を求めてさまよっていると、
いかにもそれが生えてそうな崖を発見。
父の手には何故か長いロープありまして、
どうやら父は、このロープの端を私の腹に巻いて、
もう片方は木に縛り、この崖を登って岩松を探して来いと言うのです。
ロープがあるからもし落ちても大丈夫だ!ですと・・・
そんなむちゃな~!





しかし、
いくら断っても頑として譲らない父。
決意と物欲は硬い岩の如しです。
岩松はあんたの石頭にはえてるんじゃね~の!
と、小言を垂れながら岩によじ登る私。
岩が崩れやすくて非常に怖かった~
命を半分懸けて見つけてきたのはちっちゃな岩松3株・・・
小さいのでもあっただけましで、
もし無かったらもっと高い崖を登らされるところでした。







こうして思い返してみると、
ちっとも微笑ましくも無いひどい仕打ちの数々・・・

崖によじ登る小さい子供が、
まるで猿回しのチョロ松みたいに紐で縛られてて、
その紐の端を父親らしき男が握ってるとんでもない場面。
もし他の登山者が偶然通りでもしたら、
どう説明したんでしょうか?
三人模様の絶体絶命!
確実に虐待に見えてしまいますよね!
さあ、納得いく説明してもらいましょうか~
さあさあ~さあさあ~
はっきりカタをつけてよ~♪


やってられないわ!














2011/12/07

湯気立ちぬ



こんにちは~
月めくりのカレンダーがあと1枚になってしまいましたね~
毎年思うんですけど、12月ってバタバターッ!と過ぎてしまいます。
イベント事が多いせいもあるからなのか・・・
やれ、クリスマスだの、
それ、忘年会だの、
ほれ、大掃除だの、
どれ、年賀状だのと、
挙げだすと結構あるんですよね~
特に大掃除などは、一人もんにはなかなか出来ません。
やったとしても、いつもより多めにしております~!ってぐらいです。
ずいぶん昔にテレビのサザエさん一家は、
大掃除に畳まではがして天日干ししてました。
今だそんな大掃除してらっしゃるご家庭はあるんでしょうか?
一人もんの私には、あの一家の団結振りは羨ましくもあり、恐ろしくもあり・・・・

さて、坊さんも走り出すこの時期、
ここらで一息、いっぷく散歩。
今日も少しお付き合いください~^^






先日、用事がありまして和歌山県の田辺市に行って来ました。
今は阪和道が田辺インターまで出来ていますので、
車で私の家からだと2時間ぐらいで行けてしまいます。
用事が早く片付いたら白浜まで行って、温泉に入ろう!
などと考えていたんですが・・・
用事がなかなか片付かず、
やっと終わって時計を見れば夜の9時・・・
もう帰らないといけません。
トホホ気分で奈良まで帰ってきたんですが、
温泉気分だけでも!と、
家の近所のスーパー銭湯に寄って行きました。
入ったものの、なんだかなぁ~な気分なんですけどね。









近頃はどこにでもスーパー銭湯がございますよね~
若い頃は風呂なんてちょっとね・・・でございましたが、
歳を経てくると、銭湯が無い人生なんて!
てな具合に身体がシフトチェンジしてしまいました^^

昔は銭湯なんて家の風呂が壊れた時だとか、
一人暮らしし始めの頃に安い風呂無しアパートに住んでいたから
仕方なく・・・な感じでしかありませんでした。
しかも始めて行くよその町の銭湯って何か嫌だったんですよね~
よその家のお風呂に入る感じ。
あぁ~、私はよそ者なんだなぁ~と疎外感が否めません。
数回通うとそんな気持ちは洗い流せちゃうんですけどね~






その点スーパー銭湯は一見さん大歓迎!ですからね~
健康ランドもあるんですがやっぱり料金が高いし、
ちょっと爺くさいんですよね~、
どっぷり肩まで中年の私が言うのもなんですが・・・

もちろん白浜温泉などの本物には敵いませんが、
手軽に温泉気分を味わいたい私の願いは適いまくりです^^
振りむけばもう10年もスーパー銭湯に通ってる・・・

首に巻く赤いタオル~
最近は前をタオルで隠すのも忘れ、
お腹に力を入れてひっこめるのも怠ってしまいがちな、
どっぷり頭までおっさんに成りつつあるようです・・・
気を抜いてだらけた白いアザラシのような自分を鏡の中に発見して、
熱い風呂の中なのに冷や汗を流してしまいます。







平日昼間のスーパー銭湯は爺さんパラダイス!
びっくりするくらい爺さんばっかり!
露天風呂に出れば
アザラシで有名なサンフランシスコの港か!
と、思うぐらい爺さんアザラシたちが寝そべったり、だべったりしています。
そんな中だと、私などはまったくの小童!
訳もなく優越感~などと湯に浸かりながら自惚れていますと、
小さな子供が横から飛び込んできて、私の自惚れ顔にお湯しぶきが!
そしてその子供の父親(たぶん私より年上)が”オッチャンに迷惑やろ!”と一言・・・
オッチャン、オッチャン、オッチャン、オッチャン、チャン、チャン、チャン・・・ポチャン
帰りた~い、帰れない
誰が見ても若く見えていた頃に・・・

露天のテラスで自分に手紙~
単純炭酸泉のインクでしたためます。
まだ人間だった私
さよなら、さよなら、さよなら~




爺さんアザラシの群れに加わった中年アザラシの私。
心の中では人間の若者のつもりです。
だから、
今日から私は~心の旅人~♪